10/21(水)紅テントで鷹さんに出会った/津内口
一昨日の晩は、唐組を観に行ってきました!
初代紅テントの中に入るのは、2011年の大唐十郎展以来。
私よりも年上で、私よりもたくさんの唐さんのお芝居を見てきている大先輩のようなテントです。
展覧会では小道具を展示した部屋に吊らせていただいただけでしたので、
その中でお芝居を見るのは初めてワクワクしました。
台本を読んで受けた印象よりもコミカルで愛らしい登場人物たちと、飛び跳ねる水しぶき!
そしてクライマックスからのしっとりとした大人のシーンに…あっという間の2時間半でした。
テントの外で余韻に浸りながら禿さんを待っていると「お!サイトウ!鬼舞監!」と呼ぶ声が。
声の主は大久保鷹さん。私たちを見つけて話しかけてくれました。
鷹さんは最近このゼミログを熱心に読んでくださっているそうで、
「中野が毎日書いている文章、面白いね。そこに齋藤が入ってくるのももっと面白いね。」
「君たちももっと難しい作業をよこせって齋藤を突き上げてやったら良いんじゃないか」(10/18作業のジレンマ/齋藤 参照)
と嬉しい感想を伝えてくださいました。
鷹さんはこのコロナ禍で外出は控えているけれども、
「唐ゼミの又三郎は必ず観に行くよ、きっと面白くなる」と激励してくださいました。
鷹さんの期待はとても嬉しく、また同時に最近稽古ができず作業ボケしている私は身が引き締まる思いがしました。
今日も鷹さんがこのゼミログを読んでくださっていると信じて、私的なメッセージを。
鷹さん!風の又三郎、必ず良い芝居にします!!

