ボンドをかませる

昨年の新国立劇場公園から、大きく変わったことと言えば、
パネル作りの上で、木工用ボンドを多用していることです。
ボンドを”かませる”と言っています。
木材と木材を接続する時、釘だけでは不安だということで、
ボンドを接続部に塗った後に釘打ちをします。
また、ベニヤと木枠とを接続し、パネルにするときもボンドをかませます。
そうして出来上がったパネルは、ちょっとやそっとではびくともしないパネルに仕上がります。
移動の回数が多くなってきた唐ゼミ★では、
この技術で、パネルに対するケアがより容易になりました。
今回も、予定では横浜国立大学→東京→横浜(石川町付近)を予定しています。
この移動にも。パネルは十分すぎるほど耐えるでしょう。
<Toshinobu Adachi>

前の記事

尺貫法の導入

次の記事

演出:久保井研による公演