4/9(土)劇中歌WSレポート
さて、「蛍の列車」の課題曲に突入してから、
2回目です。
前回は、キティ瓢田の苦しい過去を読んでいきました。
その続きです。
物語は3幕へと突入します。
三幕冒頭、またもやこの歌。
♪なんかすっぱい 匂いがします
夜中に吐いた ものかしら
フラフラとこの歌を歌っている。
またもやキティの心は沈んでしまっている!
今日は、この落ち込んでしまったキティ瓢田を励ます文ちゃんとのやりとりを取り上げました。
キティはおよそ5ページにわたって、「でも〜、」「違うよ」
などと言いながらなかなか持ち上がってこない。
その5ページをどうやって文ちゃんが励ましていくのか
役を交換しながらやってみる。
まずキティ瓢田を読んでみて、どんな風に言われると
話を聞く気持ちになるのか、ということを体感。
そして今度は、文ちゃんを読む。
その際は、文ちゃんはどうして強気になれるのかを考える。
最後の方で、「頭がいたい」としゃがみこんでしまうキティ瓢田を
「そんなものはすぐ治る!」と言い切ります。
いつもなら、「大丈夫ですか?」と言いそうな文ちゃんが
強気に断言するのは、洋ちゃんの身が危ないということが頭にあるから。
文ちゃんがいつもより強気になるポイントは
総監の帽子を持っていること
時間が限られているということ
洋ちゃんが危ないこと
など理由があります。
もちろん落ち込んでしまったキティ瓢田を励ましたいという気持ちもあります。
キティが演じる洋一の存在がなくては始まらない!
ということで、励まされたキティは鏡を抜けて、文ちゃんとともに洋一のところへ向かいます!
向かった先で「蛍の列車」をまた歌うのです。
次回はそのあたりを取り上げていきたいと思います。
ではまた!!

