10/1(日)マティス展/林

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(撮影okだったのでとりあえず撮った写真)

一月ほど前に上野でやっていた「マティス展」に行きました。

なかなか行ける時間がなく、行けそうだ!

と狙った曜日は土曜か日曜日の午前中だったので、人がたくさんいました。

なかなか作品を見るのにも人をかき分け、という状況にだんだん憂鬱になってきたころ

とある親子の会話が耳に入ってきました。

「線がこんなに少ないのに風景になっててすごいね」

「使ってる一個ずつの色は暗いのに、絵は明るくみえるね」

というようなことを喋っていました。

なんてことはなかったのですが、人混みに疲れて、絵を流れ作業で見そうになっていたところにその会話が聞こえてきたので、気を取り直しました。

それからは、ほぼその親子の後ろをうろうろするペースで絵をみました。(盗み聞き鑑賞)

自分には思い付かない色の組み合わせなんかを見ていると、衣装でこれいいかも、とか、人物像の体制を見ていると、これ面白いな

と、だんだん自分1人でも楽しくみれるようになり、親子からは離れていきました。

子供の方は、だんだん耐えられなくなって先に外に出ていましたが、憂鬱な気分を救ってくれてありがとう、という気持ちでした、勝手に。

演劇やダンスや映画以外の鑑賞が久しぶりだったので、また来ようと思いました。

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