2/17(水)酒が飲めたら・・・
↑唐さんが用意してくださったのは、こんな感じの1リットルでした。
一昨晩に米澤が書いたように、私は酒が飲めません。
アルコールに対してもっとも私が努力していたのは、20 代前半でした。
ちょっと舐めてみたドイツワインは美味しい気がしました。
カルーアミルクも悪くなかった。
けれど、アルコールが少しでも入ると、
まずは顔が赤くなってむくみ、その後に蝋燭みたいな白さになる。
翌日のダメージも相当にひどい。
酒屋さんに行けばあれだけの銘柄がありますから、
興味津々なのですが、身体がついていきません。
横浜国大で働いていた20代後半、よくイベントに協賛でビールやワインを
提供して下さったアサヒビールの営業担当の方のお誘いで、
学生たちを足柄のビール工場に連れて行きました。
その時に行われたパッチテストで、アルコール分解酵素ゼロと出た。
科学的に下戸が確定した瞬間でした。
そうだ!
目下、唯一私がお酒を嗜むのは、安保さんのお店、新宿三丁目のナジャです。
カウンターに座ると、薄い薄いウィスキーの水割りを頂いて、
これは香りもよく、不思議と翌日も爽快です。
あれは、ウィスキーそのものも、水も良いのだと思います。
ナジャは特別です。
言うまでもなく唐さんはお酒が大好きで、
唐組の宴会だけでなく、唐さんが個人的に行く焼き鳥屋さんにも、
家飲みにも誘われお相伴に預かってきましたが、自分はほとんど
炭酸水のチューハイをチビチビやって2時間を過ごす感じ。
ある時、ご自宅にお呼ばれしたところ、唐さんが嬉しそうに
「中野にはこれを買っておいたよ」とグレープフルーツジュースを
差し出して下さったことに、ありがたさと申し訳なさでいっぱいになりました。
その後、私は運転手を買って出るようになりました。
二十歳過ぎの頃は車にまるで興味がなく、運転に苦手意識もありましたが、
その後は運転手の楽しさに目覚めました。
唐さんを頂点として、飲み会後の多くの人を家までお送りしてきましたが、
ああいうシチュエーションでする話が好きなのです。
向こうは酔っ払ってあまり憶えていないかも知れませんが、
自分の中には様々な話が降り積もっていて、それらをヒントに難題を凌ぐことすらある。
劇団員に対しては、大いに飲み会を開催できた方が良いかなと思いますが、
自分がザルだったら付き合わされる皆も大変だし、第一お金が大変だし、
悪くないかなと思います。
食事だったらいくらでも付き合うので、お腹が空いたら呼んで欲しいものです。
今日はこれから、『盲導犬』のワークショップ!

