3/21(日)15年の月日(齋藤)
最近、唐ゼミのWSで盲導犬を扱っていますが、
先日WSに使用する映像を編集するため、
久しぶりに盲導犬の映像を見ました。
15年以上前なんだなぁと感慨深いのは最初の1分。
あとは、気になることだらけ。
なんだその言い回しは!
何このセットの不器用さは!
なんだこのパンチのない照明は!
と気になってばかり。
気づくとあっという間だった月日は、
意外にも価値があるものだったのかなと思うと同時に、
今だったらこうする、こうなのに、の連続でした。
ちなみに当時の自分たちに一番言いたかったのは、
シートは綺麗に貼れよ、です。

なんで、このシートを綺麗に貼れなかったのか、謎です。
実は先日、仕事の関係で新国立劇場の小劇場に伺う機会がありました。
もちろん、公演を見に行くことはありましたが、
劇場がOFFの状態で足を踏み込んだのは
2005年に公演をやらせていただいた時ですから、実に15年ぶり。
何より新鮮だったのは、あれ、小さい!という感覚。
舞台の下手に崖を作って、櫓を作って、
本当にこの空間でやっていたのか!?と思ってしまいました。
成長したんだな、と実感した瞬間でした。
当時、担当していただいたスタッフの方にも偶然お会いすることができ、
思わず「あの時は色々失礼しました」と謝ってしまいました。
当時21歳の大学生だった自分を思い返すだに、
赤面するような思い出がフラッシュバックし、
ああ、自分がいかに小さい存在で、暖かく見守ってくれてたんだな、
と自分の当時の小ささを実感しました。
初心忘れず、邁進してこうと思った、いい機会でした。
齋藤

