6/20 (日)最後までしゃべる(林)
最近知り合いから頼まれ、小学4年生の女の子にピアノを教える機会がありました。
日程を合わせて少しずつやっています。
楽譜が読めないのでそこから教えてほしいとのことで、
昔の楽譜をひっぱりだしてみる。
自分ではもう意味がわかるので何も考えず見ていた記号の名前が思い出せなかったり。
音符の長さをどうやって説明したらいいのかだったり、つまづく。
教えている最中もつまづくこと度々。
どうしても最初なので説明する時間が長くなると、
すぐそこにいる4年生の女の子が飽きてないだろうか、わかってるだろうか
と不安になります。
しかもそう思いながら喋っていると
自分の話し方、声のトーンがすごく気になる。
上っ面っぽい喋り方しちゃったな、とか、今のじゃ意味わからないよな。。と
言ったそばから自分の頭の中で反省。
とくにそれで気づいたのですが、
文章の終わりまでしっかり喋るのが難しい!
「〜みたいな。」「っていう感じで。」
という濁し方をしがち。
逃げ場つくりがち。
これはワークショップレポートを書いていても感じました。
「〜といった風に」
と書いて、どういう風にだよ!と自分につっこんで文章を消す。
という作業が多発。
……なんだか反省文みたいなゼミログになってきましたが。
せりふの最後までエネルギーを持続させることや、
その場で伝わるようにせりふを自分のものにして話す。
そういうことと似ているのではないかと感じています。
ここ最近のお客さんは4年生の女の子。
彼女に伝わるように意思を持って最後までしゃべりたいと思います。
(必要最低限しか書かれていない楽譜、バーナム。)

