7/21(金)曹操の詩
↑三曹の詩だけでなく『出師の表』も収録されたお得本です
先日、Amazon UK プライムを騙る者によって不正な引き落としを
発見しました。対策として、直ちにクレジットカードを凍結し、
新たな番号によるカードをつくることにしました。
それで、銀行に行きました。事情を説明して再発行の手続き。
その合い間に、本屋にも行きました。
銀行が横浜駅西口にあったので、地下街の有隣堂に。
今日の収穫は『曹操・曹丕・曹植の詩文選』です。
カエサルの『ガリア戦記』。
マルクス・アウレリウスの『自省録』。
二つの好きな本に並んで今回の詩集に共通するのは、
著者たちがいずれも激しく現世的な現場でそれらを書いたことです。
だから自分はこれらに痺れます。
私は毎日、朝に目を通した文章やせりふを
昼間に街中や劇場をウロウロしながら読んでいます。
人や風景に接する中に、本を読む作業もあるように思います。
今日は打ち合わせをし、書類をつくり、いくつもの連絡をし、
みなとみらいホールで中田恵子さんのオルガンを聴き、
下北沢で清水宏さんの主催するカルト宗教をテーマにした
スタンダップコメディを観ました。
帰りの電車が混んでいたので、立って曹操の詩を詠みます。
小さな声でブツブツ。武蔵小杉を過ぎたら席に座れたので、
このゼミログを書きます。
書き終わる前に横浜駅に着いてしまったので、
ホームのベンチでこれを書ききります。
帰宅してしまうと食べ物に手が伸び、食べ終わると眠くなるからです。
自分にとって悪くない日常です。
曹操の詩を詠むと、それが良い日常にも思えてきます。

