8/27(土)劇中歌WSレポート

『ジャガーの眼』最終回でした!
前回やった二幕の終盤のこと。
励まされたしんいちがジャガーの眼の
持ち主として奮闘しようとしていたところに
『しんじさん』と、くるみは声をかけてしまう。
くるみは、そのことが引っかかってしまうのならばと、
しんじの思い出となるものは、ポイポイ投げ捨てていく。
その勢いに巻き込まれながらも、しんいちは再び気を取り直す。
そこへ、『ジャガーの眼』の最初の持ち主であると
主張する者が二人の行方を阻みます。
台本上では「眼帯をした男」、と書いてあるこれは「扉」のこと。
Dr.弁と、扉によって追い詰められた二人の元へ、上司の「田口」がやってくる。
しんいちの目を買い戻そうとする彼らを「田口」は、
決定的な一言で黙らせる。
ジャガーの眼の最初の持ち主は、自分である!
実は今回ワークショップ、初参加の方が来てくださり、
「この路地にきて」が好きというお話をしてくださったので
戯曲を全てやった後に、この歌へと戻りました。
すると、寺山修司さんのエピソードが散りばめられた歌
として冒頭で聴いていたこの曲が
自分の眼の次なる持ち主をのぞく「田口」の歌に変わりました。
『ジャガーの眼』を巡る、3人が集結し、
サンダル探偵社を押していくラスト。
最終回にしては、たくさん盛り込んでしまって反省。
9月から取りかかる作品も、たっぷり三幕あります。
歌詞の意味に踏み込めそうな作品を選びました。
IMG-2002.PNG
9月は『夜叉綺想』をとりあげます!!
唐ゼミ☆で上演した作品です。
一緒に取り組んでくださる方、お待ちしてます!
詳細はこちらへ!

コメントを残す