8/2(金)ぜんそくとフランケ醜態博士

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↑1回に2発、朝晩吸入します!

『少女仮面』公演以来、咳がでます。

そんなに激しくはないけれど、静かな場でムセると目立つので

早く病院に行ってクスリをもらいたいと思いながら

今日まで来てしまったのを、ようやく病院に行ってきました。

考えてみれば、目下研究中の『少女都市』に出てくる

フランケ醜態博士もぜんそく持ちで、そのために満州行軍からの

離脱を余儀なくされたことを心の傷として持ってます。

身体に障害を持って戦後を生き延びながら、

仲間たちと死にきれなかったことを悔いる。

そして、同じく身体障害を持つヒロインの雪子に安らぎを覚える。

自分にとってフランケというキャラクターには、純朴なものとか、

仲間たちへの想い、コンプレックスを持つ者のシンパシーを感じます。

もちろん、押し出しは不気味だったり、コミカルですが。

クスリをもらったので、数日で咳もおさまるはずです。

咳がおさまったら、なるべく薬は使わないようにして。

20代の頃は公演が終わるごとにひどい発作を起こして

自分にはどうしても埃っぽい劇場や芝居が向いていないのではないか

と考えたこともありました。

今では付き合い方を覚えて軽度で抑えながら、

そろそろ休めという身体からのサインを感じながら、

すぐにまた劇がやりたいと思っています。

ああ、愛すべきフランケ。

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