11/14 小学校時代の演劇経験(椎野)

幼少期から体を動かすことにしか興味なく、根っからの体育バカ。

室内で行う文化部的なものに全く興味のなかったわたくしですが、
小学校の時に1度だけ演劇クラブに入っていた記憶があります。
結局、ちゃんと科白を覚えて舞台に立ったことはありませんが、
朗読発表会で『ベニスの商人』をやり、なんとポーシャという大役。
(覚えてますか?『唐版 風の又三郎』の2幕冒頭。
教授のやった裁判長役です。)
大緊張をしながらの裁判シーンの科白を読み上げました。
国語の教科書を読み上げる時のように、
大きくはっきり話すことだけに集中。
大きな失敗はありませんでしたが、
結局、朗読劇にダイナミックな運動性を感じることができず
その後はソフトボールクラブへと意識を集中することになっていきます。
その後、大学に入って舞台をつくることになるのですが、
唐さんの作品のダイナミックな運動性は
作品の内容理解より先行して、わたしを虜にしていきました。
ど素人の私が「演技やったことないし」と
恥ずかしさを感じている余裕など全くない、
明らかに自分のキャパを完全に超えてかないと太刀打ちできない
ああ、舞台って面白い!
うーん、すてき!
テント劇場も、屋外運動部を続けていたわたしには
ぴったりはまりました。
小学生の私に、いずれ訪れる演劇との邂逅を
耳打ちしてあげたいものです。
「何年かすると面白いものに出会えまっせ」
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(これはたぶん2歳くらいの椎野)

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