震災と秋を想う(椎野)

1923年9月1日といえば、関東大震災。

今年は99年目にあたり、来年は100年目。
唐さんの傑作1971年『吸血姫』は関東大震災を扱った作品でもあります。
私が生きているうちでも10年とあかず大きな地震が人々を襲い、
たくさんの方が被害に遭われ、そして今も地震の被害により
生活が困難な状況に置かれている方がいるのを目の当たりにしています。
何気ないこの生活こそが、本当に幸せなことであると噛み締めざるを得ません。
(その割には、些細な子供のぐずぐずで
瞬間湯沸かし器のように怒ってしまう自分がいますが)
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災された方、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
すっかり秋らしい季節になりました。
夜など、エアコンを切って外の風を入れるために窓を開けるのですが、
住んでいる家の構造上の特性かあまり風は入ってきません。
身を乗り出して、強引に風にあたり「いい風だなぁ〜」と
秋を感じています。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、色々ありましょうが、
個人的には近くのスポーツセンターにて「ピラティス」を始めました。
ヨガ的なものかと勘違いしていましたが、ピラティスは
ドイツ人の看護師ピラティスさんが、第一次世界大戦時に捕虜として
収容されていたときに自分と仲間の兵士のために開発した筋トレ。
40分ほどマットを使いながらやりましたが、
1日後には普段は使い慣れない筋肉が小刻みに震え出し、
凄まじい威力を感じました。
さあ、ラジオ体操のみの私の身体にどんな変化が訪れるのか。
楽しみでございます。
zemirogu220904.jpg
↑子供が拾ってきたあまりに大量すぎるどんぐりの一部。

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