3/13(水)3番目の男〜『ジャガーの眼』第6回本読みより

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↑斑紋付きの角膜「ジャガーの眼」。「しんいち」の前の持ち主「シンジ」
のさらに前に、元々の持ち主がいるらしい。誰なのか?
 

『ジャガーの眼』本読みの第6回には、一読するとサラリと流れてしまう

会話のなかにとても大切な話題が隠れてしました。
 
それは「くるみ」と「しんいち」のやりとりのなかで、
「くるみ」がはっきりと、「しんいち」を3番目の角膜の持ち主だと
自覚している点です。つまり、亡くなった恋人「シンジ」はこの
斑紋のある角膜「ジャガーの眼」のオリジナルの持ち主である
わけではなく、あくまでも2代目なのだということを、「くるみ」は
長いせりふの各所で言い立てます。
 
パッと見ていると、これは埋もれがちなモチーフです。
場面としてして、延々と続く二人の応酬は、「くるみ」が「しんいち」を
かき口説くド迫力に溢れていますから、その中でポツポツと
繰り出される角膜そのものの成り立ちは埋もれてしまいがちです。
 
しかし、ここがクローズアップして全三幕の終結部分につながるので、
ぜひとも押さえておきたいポイントが、ここなのです。
 
後々、「では、オリジナルは誰なのか?」という謎が
この『ジャガーの眼』の最深部として浮上します。
 
大切なので、補足でした!

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