5/15(木)『黄金バット-幻想教師出現-』本読みWS 第4回 その②

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一昨日は『黄金バット-幻想教師出現-』1幕終盤について書きました。

今日はその補足です。
 
1幕終盤でユニークだったのは、
行商人トリオである「鎌いたち」「オドロ」「ペンペケ」、
大道芸人である「蛇つかい1」「蛇つかい2」が、
「小夜」の夫である「合羽屋」に頭が上がらないことです。
彼らは「ヤゴ」と「ブドリ」をリンチせよと言われたら、
実に従順に「合羽屋」に従います。
 
なぜなのか?
よく読むと、「合羽屋」は、商品の「雨合羽」をつくる過程で生ずる
ゴムの切れ端を、5人が商う「消しゴム」の素材として提供しているらしいのです。
 
私はこれを可笑しいと思い、消しゴムはゴムとは違った石油素材で
作られることを前提に唐さんの面白さをワークショップ参加の皆さんに
語りました。が、ごめんなさい。実際の消しゴムづくりには、生ゴムを
使ったやり方があるそうなのです。
 
調べたところ、
 

ゴム製消しゴムの作り方:

1.   材料を混ぜる:生ゴム、サブスティチュート(ゴムの強度を

調整する材料)、研磨材などを調合

2.   加熱処理:調合した材料を加熱し、ゴムの性質を安定させる

3.    成形:型に入れて押し出しや圧縮成形で、所望の形に成形

4.   切断:必要に応じて、切断して消しゴムのサイズに調整

5.   包装:包装して出荷

という行程もあるそうですから、唐さんはまったくリアリズムだったのです。
ごめんなさい、唐さん!
 
というわけで、「鎌いたち」たちは原材料の仕入れ元である「合羽屋」の
言うなりに「ヤゴ」と「ブドリ」をリンチしたということでした。
 
明日は、2幕冒頭についてもレポートします。

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