はじまりは雨、終わりも雨。そして風が吹きすさぶ

 10/28に第6回公演『鉛の心臓』のために建てられてテントを畳むことになった。
 この日は、11/4から三日間行なわれるパンプルムスの公演を控え、唐教授に見せる本番前、最後の稽古となった。
 しかし、この日は、テント建てを行なった11/11(土)よりも激しい雨が降り続いた。その中、本番通りの通し稽古が行なわれた。
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 雨に濡れ、自然の力を実感するのも、小屋という室内とは違う、テント公演独特のものだろう。
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 通し稽古の後、テントを畳む予定だったが、疲労、夜の暗さと寒さ、雨による足場の悪さで、翌日にテントを畳むことになった。その日は、テント内の大道具、小道具、照明、音響、といった細々したものの片付けを行なった。
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 翌日、大学の講義が終わる夕方にテントを畳む予定であった。しかし、夜半から激しい風が吹き荒れ、昼、テントが飛ぶ恐れがあったため、危険を承知で片付けを強行した。
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 テントが畳まれると、それまで、テントによって隠れていた横浜国立大学教育棟八号館が現れる。
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 テントを畳み、丁度パンプルムスの本番まで一週間を切った。
 九月から稽古に入り、十一月に本番が始まり、十二月に終わることになる本公演がどうなるのか、どのような物が出来上がっていくか。十一月からの一ヶ月間ある全十五公演、是非御覧下さい。
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(Toshinobu Adachi)

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