7/5(日)テント劇・野外劇(米澤)

米澤です。
昨日のゼミログを読みました。

野外劇の「腰巻お仙 忘却編」。

僕が横浜国大に入学する前のことです。
かなり野蛮なところがありますね。

野外劇や、テントの場合もそうですが、
開放的なところがいいところだと思います。
外に向かって開放されていることで、
偶然の要素も加わってきます。
このあいだの横浜のみなとみらいでの「ジョン・シルバー三本立て」のテント公演では、
一本目「ジョン・シルバー」で
最後にうしろの幕が落ちて小春と紳士が海に向かって歩いていくシーンで、
どこからか鐘の音が、カーンカーン、と聞こえました。
会場近くの結婚式場の鐘じゃないかと思います。
みなとみらい地区には海の見えるオシャレな結婚式場があったはずです。
これは出番が終わって待機している時にテントの外で聞いたもので、
テント内の客席で音楽がかかっているなかで聞こえたのかどうかは分からないです。
そのあとで、休憩をはさんで上演した二本目「続ジョン・シルバー」では
小春と紳士が結婚した設定で再登場するので、
その音は物語から大きく外れたもではなかったと思います。
また別の時、
神奈川県秦野市のふるさと公園での「実朝出帆」では、
原っぱに組んだ地面から1mぐらい高い舞台からは周りの山々が見渡せて、
その山めがけてセリフを言うような感覚がありました。
稽古場ではなかったことで、その場だから感じることができた感触でした。
IMG_9898.JPGのサムネイル画像
(実朝出帆の会場)
ただ、それを見ているお客さんは、
至近距離に舞台があって、役者が立っていて
その後ろには木が茂っていて視界をさえぎって、
景色は見えなかったと思います。
あと3月だったので寒かったと思います。
やる側としてのことを書きましたが、
もちろん見る方も劇場とはまた違う空気を感じてもらえると思っています。
秋に公演ができたらいいです。

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