8/1(土)唐さんの作品との出会い(ちろ)

前回、唐ゼミとの出会いについて書きました。

今日は、唐さんの作品との出会いについて書こうと思います。
私が役者として演劇に関わるようになったのは数年前。
それまでは友人の芝居や、たまに大きな舞台を観にいく程度で
唐さんに作品は観たことははありませんでした。
4年前、角替和枝さんのお芝居講座に参加したことをきっかけに
唐さんの作品に触れることになりました。
授業の一環として、和枝さん宅の大画面でDVDで鑑賞したのが最初です。
演目は『秘密の花園』、劇団東京乾電池上演のものでした。
その時の私の感想は、何だかよくわからないなあ・・・というものでした。
和枝さんにも感想を聞かれたのでそのまま答えたところ、
「わからなくないんだよーーー!!」と大きな声で言われたのを鮮明に覚えています。
秘密の花園DVD.JPGのサムネイル画像
その1か月後、花園神社で唐組上演の『秘密の花園』を観劇。
色々観慣れていない私は、この時も正直まだよくわからなかったのですが、
初めてテント公演を体験し、何か心と体に熱いものを感じたことは確かです。
今思えば、和枝さんのお宅ではDVDだったからということも大きかったように思います。
3度目は少し時間があいて、唐ゼミの『ジョン・シルバー』。
私のドキドキが止まらなくなったあの時です。
この頃は芝居をて始めて数年たち、また色々な作品を観るようになっていたので
私の感じ方も少し変わってきていたかもしれません。
そして今、唐さんの作品を上演する側にいるということに、自分が一番驚いています。
中野さんや劇団員の皆と一緒に台本を読み解きながら、ひとつひとつ勉強しているところです。
まだまだ勉強不足で劇団員の皆には到底追いつきませんが、足を引っ張らないよう努力し
一歩一歩前に進んで行けたらなと思います。

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